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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (8) [2009イタリア]

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やぁっ、みんな。久しぶり!気が付いたら3ヶ月近く放りっぱなしになっていたね。
やっぱり一度サボリ癖が付くと なかなか戻れないなぁ……。

その間に何をしていたかというと、G.W. に初の中東・トルコ旅行をしてきました。
地理的にヨーロッパとアジアに跨っていながら、そのどちらでもない文化にスッカリやられてしまい、 帰国後もしばらく戻ってこれませんでしたよ。 この旅行記も書きたいね~♪

まぁ、その他にも10日以上仕事を休んでいたので戻ったらとんでもない状況になっていたとか、 時差ボケなのか一日中眠くてしょうがなかったとか(普段から年中そんな感じとか言ってはいけない)、 留守中に撮り溜めていたHDDレコーダの消費に追われていたとか、 某ゲームにハマっ……いろいろ忙しかったんだよっ!(逆切れ)

ともあれ、ようやく復調してきたし、周りから「いい加減終わらせろ」という声も出てきたので、 そろそろ更新を再開したいと思います。 もう何度も言ってて、もはやオオカミ少年状態になっていますけど、 今度こそ本当のラストスパート!……になるよう頑張りたいと思います。
そして、すぐにトルコ旅行記も始めたいね!(全力で目を逸らす)

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

  • 作者: 陣内 秀信
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 新書

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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (7) [2009イタリア]

前回の最後で「これでルート9も終わり」と書いたんですが、 実はもうちょっとだけ残っているんじゃ。

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それがコレ。フラーリ教会から南西にあるサン・パンタロン教会前の広場から東に入ると小さな広場(カンピエッロ・アンガラン)で行き止まりになるんですが、その突き当たりの壁にこのマークが彫られているんです。

このマークに掘られているのは、ビザンチン帝国の皇帝だそうです。 みなさん御存知のように、かつてヴェネツィアはビザンチン帝国の領土となり、 その後独立して同盟国となり、そして共に戦ったと思ったら互いに戦争し合ったという、かなり微妙な関係の二カ国です。 攻めたり攻められたりした時点で、この手の記念碑的なシンボルは破壊されてもおかしくないと思うのですが、 今でもちゃんと残っているというのは文化財を大切にするイタリア人気質のおかげなんでしょうかね。

そして何を隠そう、実はこれが僕の次の旅行への布石になっていたりするんですよね~。
ま、当時はそんなこと全然思いもしなかったんですが、今にして思えばちゃんと繋がっているんだなぁという感じです。 出発まであと数日しかないので、それまでにこの旅行記を終わらせるのは絶望的ですが、 なんとか区切りの良いところまで進めたいと思います。 頑張るよ、うん……。

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
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  • 発売日: 2004/07
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (6) [2009イタリア]

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一文字違えば大きく違う。
「フェラーリ」と聞くと格好良いイメージなのに、 「フラーリ」というと途中下車の旅って感じ。
なんだか大変失礼な事を言ってる気がしますが、正直な感想なんだからしょうがないよね。

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しかし、そんなちょっと情けない語感を持つフラーリ教会ですが、 正式名称はサンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会。 フルネームになるといきなり格好良くなるから不思議です。 これなら誰にも馬鹿にされないぜ!(← お前だけだ)

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名前に負けず劣らず、その歴史と大きさもまた実力十分です。
いくつかの教会に間借りしながら活動していたサン・フランチェスコ派の修道会が、 この地に定住権を得て修道院を建築したのが13世紀前半。 それからどんどん拡張を続けていって、今ではヴェネツィアを代表する巨大なゴシック建造物になりました。 本堂隣りにそびえ立つ鐘楼は、あのサン・マルコ広場の鐘楼に続くヴェネツィア第2位の高さを誇ります。

この、拡張の経緯を知りたい人は是非、あの本を読んでください。 この教会は中世の教会としては例外的に北東を向いているそうなんですが、その理由も解りますよ。 (たまには真面目に宣伝してみる)

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
  • 出版社/メーカー: 角川書店
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (5) [2009イタリア]

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上はヴェネツィアで見かけた工事中の建物なんですが、 完成予想図(?) でカバーして街並みを崩さないように気を使っているいるのがイタリアっぽいオシャレですよね。 ……まぁ、だったら布に穴をあけないで裏側で工事してくれよと思わなくもないですが、 このいい加減さもまたイタリアっぽくて良い。

とまぁ全然関係ない前振りで今日も元気に旅行記を続けたいと思います。
ネタ切れとか言っちゃ駄目。さぁルート9 の続きだよっ!

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
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  • 発売日: 2004/07
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (4) [2009イタリア]

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1も2もなくサン・ポーロでお馴染みの(若い人は知らんかもなぁ……) サン・ポーロ広場といったら、この曲線的に並んだ建物群です。 何を隠そう、この曲線も先程のリオ・テッラと同じく運河に沿って作られたものなのです。 そう、この広場は運河だった部分を埋め立てて作られたんですよね。

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それにしても、こういう曲線を描いた建物の中ってどうなっているんでしょうね?
内側も曲がっていたら家具とか置きづらそうだしなぁ……。
くもじい、調査してくれないかしら?

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (3) [2009イタリア]

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そんなわけで、ヴェネツィア・アンダー・ワールドからリアルト橋に戻ってきました。
陽の当たる道を歩けるって素晴らしい。

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来るときに散々迷ったので、帰りはすんなり帰れるだろうと思ったんですが、 何故かまた迷ってしまいました。同じ道でも、方向を変えるだけで印象がガラっと変わるんですよね~。
ま、例によってフラフラと思い付きで脇道に入ったりしたせいなんですが。


迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (2) [2009イタリア]

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リアルト市場まで戻ってきました。てへっ☆
…………え? と思った人が居るかもしれませんが、ちゃんと本のルートに従っているんですよ。
どうやら このリアルト橋周辺は見所が多いみたいで、本の筆者も一本のルートに絞れなかったみたいですね。 ある程度行ったら戻って、また別の道を進んで戻って……を何度か繰り返しています。

まぁそれはそれで構わないんですが、問題は僕が基本的に同じ道を2回歩くのは損だと考える超貧乏性だという事ですかね。 なので、フラフラと脇道に入ってみたりしたくなるんですが、この後のルートでその道を通っていたりしたら台無しですから、本のルート地図を穴が開くほど眺めては「この道は……あ、先で次のルートに合流してる。じゃあこっちの道を通って……」など、無駄に試行錯誤しながら歩を進めていました。

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ただ、このルート地図が手描きのイラスト風で程良くいい加減に描かれており、 実際の道とは微妙に違うんですよね。 なので、この地図を頼りに入り組んだ路地に突入していったら見事な迷子になってしまいました。 どこをどう歩いたのかサッパリ分からないので、最後の quickmaps では直線で戻ったように描きましたけど、 実際は地図上で真っ赤になるくらい彷徨き回っていたんですよ。

やっぱり、思い付きで道を変えると一気に牙を向いてくるなぁ、この街は。 だがそれが良い。
迷っているときは「やべーよ、このままだと今日中にルートを歩き終われないよ」などと焦っていたんですが、 今思うとこの時が一番楽しかったような気がする。
迷うってステキ。迷ってこそのヴェネツィア。まよいちゃん最高!(←今回のオチ)


迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

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  • 作者: 陣内 秀信
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/07
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【9日目】 迷宮都市を歩く・II (1) [2009イタリア]

それでは、またこの本にご登場願いましょう。

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)

  • 作者: 陣内 秀信
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/07
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今日もこの本に従って歩きます。
昨日はルート1から7まで歩いたので、今日はルート8からスタートですね。
地図を見ると、昨日歩いたのは大運河の右岸で、今日歩くのは左岸と綺麗に分かれています。
うむ、やっぱりよく出来てるなぁ、この本。

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【9日目】 リアルト市場 [2009イタリア]

さぁ、それでは今まで通り更新を始めるよ!

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ゴンドラ!
やはりヴェネツィアへ来たからにはコレに乗らないわけにはいくまいよ。
しかし、ガイドブックを見るとゴンドラに乗るには
  1. 最寄りのゴンドラ乗り場へ行く
  2. 気に入ったゴンドリエーレ(漕ぎ手)を見つけ、声を掛ける
  3. 料金やコースを交渉する
と、なかなかにレベルが高いんです(特に3番)。

しかし、ここでK君が閃いて、先ほど役立たずだった S.Marco ヴァポレット乗り場のそばにある観光案内へ向かうと、そこに置かれてあったパンフレットにゴンドラツアーの紹介が書かれてあるじゃないですか。 早速窓口の姉ちゃんに「コレに乗りたい」と伝えると、「じゃあ時間までにここへ集合してね」と言われてOK。 料金もコースも決まっているので、面倒な交渉もいりません。 しかもガイドブックに書かれている相場より全然安い。 やるじゃん、観光案内所!

ただ、このツアーは他の乗客との相乗りになるので、ゴンドラ貸切のリッチな気分には浸れません。 まぁそのおかげで安いんですが、それより僕らはどちらかというと 男二人で貸切ゴンドラツアーなんかしていると立派なホモカップルにしか見えないというのを回避できるのが大きかったですね。
カップルの皆さんは頑張って交渉して、ゴンドラで二人だけの世界を満喫してくださいな。けっ。

ということで、ここでK君とは別れてゴンドラツアーが始まる時刻まで互いに独立行動を取ることにしました。 彼は昨日一日寝てたから主な観光地を周りたいでしょうし、僕は僕で昨日の続きを歩きたいので、 各自の思惑が一致した結果ですね。 最終日なんだから、お互い心置きなく観光しとかなきゃ!

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【9日目】 The Tower of Venezia II [2009イタリア]

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サン・マルコ広場の鐘楼から降りてきました。 さーて、それでは前回の予告通り、次は運河の向こうに見えるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼へ向かいましょうか。

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といっても、広場のすぐ向こう側に見える場所ですから、行くのも簡単♪
……と思ったんだけどなぁ....。

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