【５日目】 イェディクレ（５）

東の塔（大使たちの塔）は大体見終わったので、今度はあの南の塔に向かいましょうか。
またあの階段を降りるのかと思うとちょっと鬱ですが、気にせずGo!

続きを読む

【５日目】 イェディクレ（４）

さて、それではいよいよイェディクレの名前の由来ともなっている7つの塔に入りましょうか。
まずは入り口のすぐそばにある「東の塔（大使たちの塔）」から。
なんか豪華そうな名前ですが、実は他国の大使たちが投獄された塔なんだとか。
この塔はコンスタンティノープル征服後にオスマン帝国によって建てられたものなので、 防衛用というよりも牢獄目的だったみたいですね。 入り口から少しおどろおどろしい感じを受けるのは、この歴史からでしょうか。 ビビらずに行くぞ！

続きを読む

【５日目】 イェディクレ（３）

さぁ、いよいよイェディクレの中に入りましたよ。
現在は史跡公園になっているということで、由来が書かれた案内板があります。
ま、それらしいのはコレだけでしたけどね。
荒れ放題で、ぶっちゃけ史跡マニアよりも廃墟マニアの方に受けそうでしたよ。
まぁ僕はどちらも大好物なのでウェルカムなんですが。

ちなみに、正面に見えるゴツイ壁にある入り口が、ここで最も歴史が古い黄金門です。
これが黄金で飾られていたというんですから、想像すると興奮しますな。

そして、その手前に見えるゴミ焼却場みたいな建物がジャーミィ（モスク）跡です。
あの煙突みたいなのがミナレット（塔）の残骸。
前回説明したように、ここが要塞としての形態になったのはオスマン帝国になってからなので、 そこで駐屯する兵士のためにジャーミィが作られたんですな。
今はゴミ焼却場にしか見えませんが（しつこい）。

続きを読む

【５日目】 イェディクレ（２）

そんなわけでイェディクレ駅に降り立ったわけですが、 見ての通り駅舎からしてなかなかの面構えです。 しかも駅から出ると、目の前には道にテーブルを並べて昼間から酒を飲んでるジィさんたち （よく考えたらイスラムの国なので、酒じゃなくてお茶かコーヒーだったのかも）。
こんな所に外国人が来るのは珍しいのか、会話を止めて全員一斉に僕の方を凝視してきます。

その視線にビビって、目を合わせないよう振り返って駅の写真を撮っていたんですが （その写真が上）、なんとジイさんの一人が背後からドスの効いた声で話し掛けてきたじゃありませんか。

ジイさん	「Where do you want to go? （お前はどこへ行きたいんだ？)」
僕	「Y...YEDIKULE!（い、イェディクレです！）」
ジイさん	「???」

イェディクレ駅の真ん前でイェディクレに行きたいと言ったのが変に思われたのか、 僕の発音が悪かったのか、そのジイさんはどうも腑に落ちないといった顔で僕を睨みつけます （そう思えた）。

しばらく首をひねっていたジイさんは、ふと思いついたように「Tower?」と聞いてきました。
それを聞いた瞬間、僕は我が意を得たりといった感じで首を振りながら
「Oh! Yes. Tower! Tower!」と答えたんです。
するとジイさんは、一本の道を指さしながら「Go ahead（この道を行け）」と教えてくれました。

なんや、ただの親切な人やったんか！中東の人は色黒で彫りが深くて眼力（めぢから）が強いから、少し怖いんだよな。けど話してみれば皆いい人じゃん。 やっぱ恐れず人の中に入っていかなきゃイカンよ。 そういう殻を破るために海外へ行ってるんだからさ。うんうん。

P.S. 後日他のガイドブックを見たら、この辺は治安が悪いから気をつけろと書いてあった。 お、おう……。

続きを読む

【５日目】 イェディクレ（１）

はーい。いつものようにまた2ヶ月ほど間が空いちゃったね。てへっ☆
この間にGWがあったので、またいつものように海外旅行へ行ってきました。
今年の行き先はオーストラリア！
今回は比較的トラブルが少なかったんですが、それなりに書きたいことはたくさんあったので、 この旅行記もいつかは……いつになるかなぁ（遠い目）

続きを読む

【５日目】 古代東方博物館

前回少し書いたように考古学博物館内は3人バラバラで鑑賞していたんですが、
集合時間になったので入口に全員集合しました。 この後どうするか話し合ったところ

僕	「もう少しココ見たいな～」
他の二人	「もう十分だから他行きたい」

と意見が真っ二つになったので、今日はここで解散することにしました。
まだ昼前ですが、この後は終日フリーで各人が勝手に行動しようというわけです。

こういうとき気軽に解散・集合できる間柄ってのは良いよね。 興味の対象も体力も人それぞれなんだから、 この手の自由時間を持つってのはとても大事なことだと思うんだ。 トイレ行くにも誰かと一緒の女子学生や、 健やかなる時も病める時も喜びの時も悲しみの時も富める時も貧しい時も一緒に行動するラブラブカップルじゃなくて本当に良かった。男旅って最高だな！（涙目）

続きを読む

【５日目】 考古学博物館（３）

日本のちょっと大きな博物館でもよく見る光景ですが、このイスタンブール考古学博物館でも課外授業でやってきた子供たちの姿を多く見かけました。

この子供たちが、何故か僕を見るとキャーキャー言い出して手を振ったり「アロー、アロー（ハローだと思うが、何故かフランス語みたいにＨの音を聞き取れなかった）」と声を掛けてきたりと大騒ぎ。 こちらも悪い気分はしないので微笑み返したり手を振り返したりしたんですが、そういう子達がひっきりなしに現れるので少し疲れてしまいましたよ。 ジャニーズのアイドルってこんな気分なのかしら （注：動物園のパンダの方が近いと思います）

僕の容姿がトルコ少女たちの心をギュッと鷲づかみにしたのなら嬉しいんですが、男も女も同じくらいの割合で手を振ってきたし、別に頬を赤らめたりする仕草も無かったので、単純に珍しかったんだろうなぁ。 親日国と言われるトルコですが、まだまだ日本人が珍しいんですかね？

と思ったんですが、合流した２人（この博物館内では３人バラバラに分かれて別行動だった）にそのことを話したら、彼らはそれほどでもなかったそうで……僕、日本の有名人の誰かと間違えられていたのかな？ 海外では中国人に間違えられてばかりの僕ですが、何人かに「コンニチワ！」と声を掛けられたので日本人だとは認識されていると思うんですが。謎だ。

続きを読む

【５日目】 考古学博物館（２）

前回「個々の展示物に対する解説は極力省略したい」とか書いたんですが、 写真を見てたら色々と 思い出し こみ上げるものがあったので、 やっぱり少しだけ書いちゃうぞ！

まぁ、歴史好きにとってこの博物館はネタの宝庫だもんね。
スルーするのは無理ってもんですわ～。

続きを読む

【５日目】 考古学博物館（１）

「更新再開するぜ！」
と力強く宣言したものの、それから1ヶ月以上音沙汰なし。
やる気がないにもホドがあるだろ……と我ながら思うんですが、しょうがないよね。
だって 伊8が建造落ちした 色々と忙しかったんだもん。

ま、でも長～い目で生暖かくと言い続けてきたら、きっとこのくらいじゃ怒らないよね！ねっ！
というわけで実質的な今年最初の更新、はっじまるよー♪
……えーっと、どこまで書いたんだっけ。。。

そうそう、アヤソフィアに関しては大体書き終わったんだよね。
小さいネタはまだ残ってるんだけど、間も空いたしもう終わりで良いや。
というわけで次つぎ……って、あれ？次はどこへ行ったんだっけ（汗）

続きを読む

【５日目】 アヤソフィア（５）

GWの旅行で貯まったマイルを使って香港に行こうと思い立ったんですが、これがまぁ～取れない。 特典航空券の予約画面を見ると、１年先までほぼ毎日満席。 「え？香港ってこんな人気あるの！？」と思ったけれど、チケット購入画面では空席ありなんですよね。 どうやらマイルで貰えるチケットは数がもの凄く少ないらしく、皆がそれを奪い合ってる状況みたいです。 タダの客より金払ってくれる客の方を優先したいという理屈も分かりますけど、 それで使えないまま有効期限が切れちゃうってのは納得いかないよなぁ……。

というわけで全ての週末にキャンセル待ちの予約を入れ続けたら、なんとか一つ引っ掛かってくれました！ これで２回めの香港（＋初めてのマカオ）に行けますよ～♪

しかし、ギリギリまで日程が決まらなかったので誰かを誘うわけにもいかず、 かつ会社も事後で休みを貰わなくちゃけないという日本のサラリーマンにはキツい仕様。 正直、今後も上手くマイルを使いきれるか自信がありません。 もう少しマイルを使いやすくしてくれないもんですかねぇ、ANA さん..orz

とまぁ、愚痴ばっか言ってないでさっさと話を進めましょう。 旅行のストックばかり増えていくし（汗）

続きを読む