【最終日】 帰国 [2009イタリア]
前回、「長くなっちゃったからここまで」と止めたのは良いんですが、 よく考えたらここから先はあまり写真を撮っていなかったんですよね。 もう、なんか空港まで来ちゃうと「終わった~」って気持ちでいっぱいになっちゃって、 あまり観光する気分になれなかったんです。
うむ~、やっぱり前回最後まで書いちゃえば良かったかなぁ。
ま、でも過ぎたことを後悔してもしょうがないよね。ポジティブポジティブ!
というわけで2年半も続いたこの旅行記も今回が最終回です。
最終回に書くことが殆ど無いというのも、何も考えず進めていった僕らしいよね。
さて、それでは最後までマイペースで行っきますよ~。チェケラッチョ!!
【最終日】 空港へ…… [2009イタリア]
ひょっとしたらこのまま終わらないんじゃないか?と思われた、この旅行記もようやく最終日まで漕ぎ着けました。イタリアにやって来てから10日目、日本へ帰る日の朝を迎えたのです!
といっても、本日の予定はほとんどありません。
朝にホテルを出て空港まで行き、日本へ帰る。これだけです。
こりゃ、今回でこの旅行記が終わっちゃうね。皆様、ご清聴ありがとうございました。
【9日目】 最後の晩餐 [2009イタリア]
ホテルに帰って無事にK君と合流できたので、イタリア旅行を締めくくるディナーへ出発です!
……と、その前に明日マルコ・ポーロ空港まで行くのに使う水上バス乗り場を確認していこうという話になりました。出発時間は朝早いので、道に迷ったりしている時間はありませんからね。 なにしろここは迷宮都市・ヴェネツィア。 油断するとすぐに見知らぬ道に迷い込むので、下見は大事なのです(チケット売り場の営業時間を確認するという意味もあったのですが)。この辺の気配りが"できる"サラリーマンとそうじゃない人の違いって奴よ。 僕らは完全に後者のような気がしますが。
そんなわけで、ホテルから北上して海との突き当りまでやって来ました。
3回目となるサン・ミケーレ島とのご対面です。夕日が映えて、一番綺麗に思えましたね。
そこから左に折れるとすぐに見えてくるのが、明日 僕らが空港行きの水上バスに乗るフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamenta Nuove)乗り場です。残念ながらチケット売り場らしき窓口は閉まっていたのですが、営業時間を見ると翌朝チケットを買うことができそうなので一安心。
ふと空を見上げると、夕日に染まっていく空に飛行機雲が伸びて、なかなか幻想的な景色が広がっていました。この景色とこのまま別れるのが名残惜しかったし、食事をするならリアルト方面まで行かないと店が見つからないだろうということで、ここから水上バスに乗ってヴェネツィア本島をぐるっと半周することにしました。 このくらいの寄り道は良いよね?
【9日目】 最後の散歩 [2009イタリア]
さて、それではローマ広場からホテルがあるリアルト橋近くまで歩いて帰ろうと思います。
正真正銘、これが最後のヴェネツィア散歩です。張り切って行くよー!
それにしても、ローマ広場は本当にバスが多いですな。
車はここまでしかヴェネツィアの街に入れないので、ここが文字通りの「玄関口」なのです。
見るとミラノやフィレンツェまで行く長距離バスなんかも走っていますよ。
電車だけでなく、車での移動も少しやってみたかったですね。
【9日目】 カナル・グランデ [2009イタリア]
ゴンドラツアーを終えた僕らは、夕食までの間、また別行動を取ることにしました。
翌日は朝空港へ行くだけですから、正真正銘、これが最後のヴェネツィア散歩です。
最後となれば、やはりこの本に従わざるをえない。
迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)
- 作者: 陣内 秀信
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 新書
そう、今ままでずーっとお世話になってきたこの本のコースを、最後まで行こうじゃありませんか!
【9日目】 ゴンドラ・ツアー(2) [2009イタリア]
僕らは事前にこのゴンドラツアーのコースを一切知らされていませんでした。観光案内所で用意してあったツアーに申し込んだだけなので、コースの交渉等も当然ありませんでしたしね。
なので、いきなりリアルト橋が目に飛び込んできたときには本気でビックリしてしまいましたよ。
何度も見ているリアルト橋も、このアングルから見るとまた違った印象です。
こりゃ、この先も期待できそうですよ♪
【9日目】 ゴンドラ・ツアー(1) [2009イタリア]
朝、観光案内所でゴンドラツアーを予約した時に「ココに来てね!」と言われたサン・モイゼ教会にやって来ました。見ての通り大層立派な教会なのですが、ヴェネツィアの街を一日中歩いていたら感覚が麻痺してきたのか、「ほほう」程度にしか思いませんでした。 ネットで探しても大した情報が手に入らないし、やっぱりこの街ではこれでも普通レベルなんですかねぇ。恐ろしい街や……。
もしコレが日本にあったら、ここで神田うのが3回は結婚式するぜ。
出発時間までにはまだ少し余裕があったので、もう一度サン・マルコ広場まで歩いてみました。
昨日からもう何回来てるんだ?って感じですが、全く飽きない。
街全体が観光地のヴェネツィアでも、やっぱりここは別格なんだなぁ。
てなことをやっていたら時間が来てしまいました。 サン・モイゼ教会に戻ってK君と合流すると、ワクワクしながらゴンドラを待ちました。 この教会前の運河は非常にメジャーなゴンドラ乗り場らしく、次から次へとやって来ます。 おかげでどれが僕らが乗るゴンドラなのか全然解りません。
どうしようか途方に暮れていたんですが、なんか名簿みたいなのを持ってキョロキョロしているお姉ちゃんが居たので近づいてみると これがビンゴ。どうにか無事にゴンドラへ乗りこむ事ができました。 さぁ、いよいよこの旅のクライマックス、ゴンドラツアーがはっじまっるよ~~~♪
【9日目】 迷宮都市を歩く・II (11) [2009イタリア]
前回に引き続きザッテレを歩いていると、レンガ造りの大きな塀を持つ建物にぶつかりました。
実は、この建物の脇を流れる運河沿いのフォンダメンタを奥から手前に歩いてきて、ザッテレに合流するというのが本に載っていた元々のコースなのですよ。 僕はザッテレの岸辺を歩くのが気持ち良くて省略しちゃったけど、 確かにこのフォンダメンタも歩きたくなる道ですね~。
やっぱり最後まで本のルートに従うべきだったかなぁ・・・・・・。
あ、ちなみにこの建物は塩の倉庫だったそうです。 海を埋め立てて作ったヴェネツィアでは塩がほぼ唯一の生産物だったんですが、 その塩の取り引きで通商大国に上り詰めたわけです。 いわばヴェネツィアの繁栄を影で支えたのがこの倉庫群というわけですな。 ちょっと言い過ぎ?
迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)
- 作者: 陣内 秀信
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 新書
【9日目】 迷宮都市を歩く・II (10) [2009イタリア]
サン・トロヴァーゾ運河を南下すると、一際大きな運河にぶつかりました。
「おお、これこそ大運河(カナル・グランデ)!」
とか思ったんですが、よく考えたら大運河の南側を歩いてきたんですよね、僕。
ということで、これはジュデッカ運河でした。川幅だけ見れば大運河よりも大きな運河です。
今までヴェネツィアの細く入り組んだ路地をウネウネと歩いてきただけに、
この開放感はまさに圧倒的。向こう岸が見えるのに「これは海だな」とか思っちゃいましたもん。
やばい、スケール感がずれてきている……。
迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)
- 作者: 陣内 秀信
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 新書
【9日目】 迷宮都市を歩く・II (9) [2009イタリア]
前回のエントリで全く触れなかったサン・バルナバ広場ですが、 小さいながらも綺麗で心地良い広場でしたよ。 特に、広場の名前にもなっているサン・バルナバ教会では「レオナルド・ダ・ヴィンチの発明展」 なるものが開催されており、非常に興味深かったです。 すごく中を見たかったんですけど、時間がないのでお見送り。 今回のヴェネツィアでは、本当に建物の中を見てないなぁ。 やはり、もう一回行かないと駄目か……。
あぁそうそう、この広場の北を流れるサン・バルナバ運河は、映画『旅情』の中でキャサリン・ヘップバーンが誤って河に落ちるシーンの舞台になっている運河だそうです。
「ほぅ!」
と思う人も多いことでしょうが、残念ながら僕はこの映画を観たことないんですよね。
普段はカンフーとかニンジャの映画ばかり観ているので、名作映画は弱いんですよ....orz
迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)
- 作者: 陣内 秀信
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 新書