【6日目】 夕食クエスト [2009イタリア]
フィレンツエ探索を切り上げ、ホテルに戻ってきました。
……が、K君はまだ体調が戻らず、外に出て夕食を取る元気が出ないとのこと。
と、いうことで僕が外で夕食を買ってきてホテルで食べることにしました。
まだ歩き足りな 病人を無理させるわけにはいきませんからね。
さて、それでは夕食を求めて もう随分暗くなったフィレンツェの街へ出かけましょうか!
さっき街中を歩いたときに何軒かのスーパーを見掛けていたので(一度歩いた道はどこに何があるか大体一発で覚えます。エヘン)、そこで適当に買えば良いだろうと軽く考えていたんですよ。最初は。
しかし、イタリアでは弁当みたいな持ち帰りセットは売ってないんですね。 基本的に惣菜は全部量り売りなんです。 こっちは旅行者なので食器やスプーン・フォークなんかを持っておらず、 このまま買って帰っても食う手段がありません。さすがに手で食うのは嫌だし……。
と、そこに目に入ってきたのが持ち帰り専門の中華料理店。 ピザやフォカッチャと違って、中華料理ならば箸やフォークが付いてくるだろうと思って入ったらこれが大正解。 2品ほど頼んで、無事にフォークを2個ゲットできました! やっぱり困ったら頼りになるのは同じアジアだな!
ちなみにこの店の店員さんは中国人の兄ちゃんで、英語力が僕と良い勝負でした。
僕 | 「(メニューを指さしながら)ディス、アンド ディス。プリーズ」 |
店員 | 「オーケー。ナウ クッキング。プリーズ、ウエイト」 |
僕 | 「オーケー。……オウ、スプーン ツー、プリーズ(指を2本立てながら)」 |
店員 | 「ツー?(指を2本立てながら) オーケーオーケー」 |
僕 | 「シェイ シェイ!」 |
店員 | 「謝謝!(満面の笑顔)」 |
これで食器とスプーンが手に入ったので、後は気楽に食材を買えます。 まずはイタリアらしくピザ屋さんへ(スプーン使わねぇし)。 ここで直面した問題は、値段がグラム単位で書かれていたこと。 店頭には1枚のでっかいピザが置かれてあり、これを客が言った大きさにカットして渡してくれるんですが、 ピザをグラム単位で買ったことなんか無いから、どのくらいの大きさになるのか解んねぇよ!
こういう時は無理に相手に合わせちゃダメだとじっちゃが言ってた!
というわけで、極めて日本的な発想で「2ピース、プリーズ(指を2本立てながら)」をひたすら連呼すると、
店員さんは大きく頷くと親指を上にグッと立て、ピザを適当な大きさに2つ切り分けてくれました。
ありがとう、じっちゃん!
これでメインとおかずが揃ったんですが、やっぱり野菜も欲しいよね~。
と思ったものの、さっきも言ったようにイタリアではサラダも量り売りが基本。
「レタスの葉を5枚入れて」なんて注文ができるわけもないので、素直に200gちょうだいとか言わなくちゃいけないんですが、
200なんて指が何本あっても足りないよ!(発音オンリーで伝えようという気はゼロです)
そこで、サラダは諦めて果物を買って帰ることにしました。 果物なら個数単位で買えるはずですしね。値段はキログラム単位で書いてますが、誰がスーパーでイチゴやブドウを2kgも3kg買うんだよと気にせずリンゴを2~3個 カゴに放り込みます。 そしてそれをレジに持っていくと、店員の姉ちゃんは困んた顔をして何か色々と話しかけてきました。 当然何を言っているのかサッパリ解らないので、伝家の宝刀・ジャパニーズスマイルを返すと、 店員の姉ちゃんは大きくため息をついて店の奥に向かって何事か大声で叫びました。 すると、中からオッサンが出てきて「俺に付いて来い」という仕草をして僕の買い物カゴを持って行きます。
何が起こっているのかサッパリ解らず、ただオッサンの後を付いていくと、 彼は果物コーナーの隅に置かれていた量りの所で立ち止まりました。 そして僕の方を向くと「こうやるんだよ」と言う表情で果物を買う為の手順を済ませてくれました。 ひょっとしたら皆さんの中にイタリアのスーパーで果物を買う機会がある人が居るかもしれませんので、ここにその手順を書いておきますね。参考にしてね!
- 量りをよく見ると、果物の写真が貼られたボタンが一杯ある。
- その中から自分が欲しい果物を探し出し、ボタンを押す。
(リンゴだけでも数種類あるので、よく見て同じ奴を選ぶ) - ボタンを押すと、その果物のグラム単価が量りの液晶画面に表示される。
- 買いたい果物を量りの上に置くと、値段表のシールが印刷されて出てくる。
- 買いたい果物をビニール袋に入れ、出てきた値段表をそれに貼る。
- それをレジに持っていく。
こんなの日本じゃレジでやってくれるだろう仕事しろ姉ちゃんなどと心の中で悪態をつきながらサンキューサンキューと何度もお辞儀して店を出たんですが、少し頭を冷やそうと遠回りしてホテルに帰ることにしたんです。すると、何やら歌声が聞こえてくるじゃありませんか。
歌声の出所を探し出すと、そこは小さな教会でした。どうやらミサの真っ最中らしいです。 中を覗くと、蝋燭の灯りで照らし出された薄暗い礼拝堂の中に聖歌隊の声が厳かに響き渡っておりました。
キリスト教の信徒でも何でもない僕ですが、この光景には心を打たれて思わず手を組んでお祈りしてしまいましたよ。やっぱり宗教の建物・儀式には人を惹きつける何かがあるのだなぁ。
ちなみに何をお祈りしたかというと、もちろんK君の回復
――ではなく、可愛い姉ちゃんと仲良くなれますようにと祈りました。
今日現在に至るまで、この願いは叶えられておりません。
やっぱり信者以外には冷たいよな、神さま(そういう問題ではないと思う)。
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