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【6日目】 フィレンツェ探訪(4) [2009イタリア]

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時計を見ると もう結構な時間になってるんですが、まだまだ外は明るいままですね。
イタリアは日が長いのかなぁ。色んな意味で歩き甲斐のある街です。

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というわけで街歩き続行。まずやって来たのは共和国広場です。
ここは映画のロケ地としても有名ですね~。気が付くと結構色んな映画でこの広場を見ています。
手前のメリーゴーランドが印象的なのか、 特にフィレンツェにする必要もないのに この広場だけ登場するなんてことも結構ありますね。 『アマルフィ』とか。

ちなみに、最初フィレンツェはこの広場を中心に作られたそうなので、 ここがいわば「フィレンツェ発祥の地」と言っても良いでしょう。 なのに、最近はガイドブックでハブられること多く(僕の買った奴にも説明が無かった)、 パックの団体観光客もスルーしてしまうというのは少し悲しい現実ですね。
みんな、もっと共和国広場に行こうぜ~。

まぁ確かに全体的に新しくてあまり歴史的な重さを感じられないし 金ピカっぽい色合いの凱旋門が下品な感じがしますが、 これはその凱旋門も含めて1865年に新しく作られたせいであって、 しかもその理由が「イタリア統一王国の首都に選ばれたから急遽作った」 っていうんだから、しょうがないじゃないっすか。 お願い、皆もう苛めないでっ!><(違う)

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その凱旋門を通った先にあるのが、このストロッツィ宮。
大商人ストロッツィさんが子孫に残すために建てた宮殿で、 日本で言えば鳩(省略されました)。

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もうさすがに こういう景色を見てもそれほど驚かなくなってきました。
スキップしそうになりますけど。歩き飽きない街だなぁ……。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の裏辺りまで歩いてきたので「今日はここまでにしておこうかな」と思った矢先、 驚愕の新事実が発覚しました。 昨日の昼食(夕方でしたが)にピザを食べていたとき、店の隣にある建物に人がどんどん入っていくんですよ。 それが写真のドアなんですが、中を覗いても何の建物なのかよくわからず、「変な新興宗教の集会所かしら?」程度に考えてスルーしていたら、実はココが現存する世界最古の薬局・サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局だったんですね!ビックリだよ。

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中は薬局というより博物館といった趣です。実際、この中には昔の製薬器具や薬のレシピ帳などを展示した博物館コーナーもあったんですが、さすがに時間切れで入れませんでした。
うぐぐぐぐ、昨日気付いていれば……。

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この店はもともとサンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属の薬局だったそうで、修道僧たちが畑で栽培した薬草などから薬や石鹸などを作っていたらしいです。それが徐々に外部へも販売するようになり、1612年にトスカーナ大公(メディチ家)お墨付きで薬局として一般営業を開始したんだとか。

画904A~1.JPG
そういう歴史のせいなのか、この店の窓からはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中庭を望むことができます。 元々ここは礼拝堂だったそうですね。

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というわけで、その雰囲気に圧倒された僕は「どうせお高いんでしょう?」と何も買わずに写真だけ撮ってスゴスゴと帰りました。けど、ホテルに帰ってから記念に持ち帰った値段表を見てみたら意外とリーズナブルで(いやまぁ安くはないんですが、手が出ない程ではない)、思わず頭を抱え込んでしまったですよ。

今日一日、こんなのばっかだったなぁ……(遠い目)


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