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【3日目】 フォロ・ロマーノ [2009イタリア]

パラティーノの丘を降りた所にあるのがフォロ・ロマーノ。 古代ローマの政治・経済の中心地となった広場の遺跡です。 なんとこれ、コロッセオに続いて本日2つ目の世界遺産ですよ!
世界遺産をハシゴするたぁ、俺様も偉くなったもんだなぁ、おい(←別に偉くなったわけではない)

ちなみに このフォロ・ロマーノは世界遺産なのに入場無料というローマ人の太っ腹さを見せてくれるんですが、 ここって隣にある有料のパラティーノの丘とそのまま繋がっているんですよね。
……んん?ひょっとしてフォロ・ロマーノから回って行けばパラティーノの丘も無料で見れるんじゃ... まぁ、ここまで来てコロッセオを見ない奴は居ないと思うので、パラティーノの丘だけタダ見してもしょうがないか。 そこまで考えての配置だとしたら、なかなかやるなローマ人。

画6B9C~1.JPG
さて、パラティーノの丘を降りてきた我々を出迎えてくれたのは、 昨日も少し紹介したティトゥス帝の凱旋門です。 現存するローマ市最古の記念門だそうですよ。へ~。
画6B9A~1.JPG
ちなみに、この門の脇にはパラティーノ丘へ行く時に間違って入った道が続いています。
ここにゲートがあるんですけど、これは出口専用なのでここから入ることはできないんですよね~。
ここから中に入れれば何も問題なかったのになぁ……orz
ま、けど柵の向こうに この時間でも続々と登っていく人達の姿を見て、なんだか微笑ましい気分になったのは言うもまでもありません( 'ω`) 

画5C9E~1.JPG
ティトゥス帝の凱旋門を過ぎたところで、前回の写真を撮った展望台が見えました(写真の中央上で人が固まっている場所)。 あそこはパラティーノの丘だと思っていたんですが、こうしてみるとフォロ・ロマーノの一部のように見えますね。 つーか、この2つに区別ってあるのかな?

画6C9A~1.JPG
マクセンティウスとコンスタンティヌスのバシリカ 。とにかく巨大な建物でしたなー。
あ、バシリカが何かはWikiペディアを参考にしてくださいね :-)

画5F9F~1.JPG
フォロ・ロマーノのメインストリートである「聖なる道」です。 「全ての道はローマに通ず」と言われた、その中心地がまさにこの道なんだとか。 今は壊れて台座しか残っていませんが、 ここに帝国内幹線道路の元標となる金のマイル表示石が建っていたそうです。
う~ん、ここが世界の道路の中心か。感慨深いですのう。

画6F9C~2.JPG
ここは「ヴェスタの巫女達の家」と呼ばれる遺跡で、 隣にあるヴェスタ神殿内部に灯る聖なる火を守る巫女さん達の住居だったそうです。 ヴェスタってのは竈の神様だそうで、その神殿内部の火は絶えず燃やし続けられなくてはいけなかったんだとか。 巫女さんはそれを守る重要な職務だったんですね。 巫女さんの任期は30年で、その間に純潔を汚すと生き埋めにされたそうです。 日本の巫女さんもこれくらいやってくれれば……誰も居なくなるな。やめよう...orz

画50A5~1.JPG
これはカストルとポルックス神殿の柱なんですが、 こういうのが何千年も建っているんですからローマってのは地震が少ない土地なんですなぁ(感心するのはそこか!)

画60AC~2.JPG
この小さい壁は何でしょう?と思ったら、なんとこれがローマの英雄・カエサルの神殿でした。
基礎部分しか残ってないんじゃ、これが神殿だとは思わないよなぁ……。
ちなみに、多くの人がこの壁の後ろに回っているので何があるんだろうと思ったら
画50A1~1.JPG
花が沢山捧げられた岩(?)がありました。帰国してから知ったんですが、カエサルが暗殺されたあと、ここで荼毘に付されたんだそうです。何も知らなかったけど、なんだか厳かな雰囲気だったのでとりあえず手を合わせてきたんですが、 もっと真剣にやっておくべきだったかも...。

画AE48~1.JPG
最後にセプティミウス・セウェルスの凱旋門を見て帰ろうと思ったら、その前が修復工事中で通れませんでした……。 その後、出口を見つけるまでに結構歩き回ってしまいましたよ。
案内図くらいどこかに表示してくれよう、ローマさん(涙目)

画像_1~2.JPG
結局、ローマ市庁舎の裏に抜ける階段から外に出る事が出来ました。 その階段から振り返ってフォロ・ロマーノにお別れの1枚。 じっくり時間を掛けて見たつもりだったんですが、やっぱりまだまだ見たりないなぁ。 くそ~、いつか再チャレンジしてやるぞう!


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